Case
導入事例
某企業 様
創業70周年の周年事業でのオフィス移転。新しいオフィスでは、休憩スペースの充実化、健康経営の推進を行い、社員満足度を重視しました。
- 完成年月
- 2019年9月
- 業種
- 企業
- 面積
- ~1,000㎡
- キーワード
- 移転
- 従業員数
- ~50名
お客様の要望・課題
創業70周年の周年事業として、元々の社屋のリニューアルを検討したものの、建物が古く、修繕にかかるコストが想像以上に高いと判明した為、売却し、テナントビルへの入居を決められました。折角オフィス移転するという事で、御担当者様が「働き方」そのものを変えたいと考え、これまで複数フロアに分かれていた環境からワンフロアに変わる事もプラスに捉え、残業短縮など「社員満足度を上げる」事に重きを置かれました。
具体的なご要望としては、次の2点です。1つ目は、「上手と下手を逆にし、窓際を社員の為のスペースに」、2つ目は、「休憩スペースの充実」でした。
今回窓口となられた総務部長様の社員様への想いを実現する事が大きな課題となりました。
イナバのアンサー
まずエントランスについては、お客様と何度も議論を重ね、開放感溢れるガラスをRで立て、延長線上に木のルーバーを取り入れるデザインといたしました。来客のメインとなる会議室に関しては、ガラスに企業の象徴となるアイテムのデザインを施し、積極的に広告宣伝もされる企業である事も考慮した御提案をいたしました。
次に執務エリアについては、社員の皆様がより寛ぎやすいように、畳のスペースを設け、また、食品を取り扱う企業柄、「健康経営」を目指していただきたい想いで、「より広めの歩幅を促すウォークポイント」や「ストレッチポイント」を内装で表現し、会社からのメッセージが伝わる仕掛けを施しました。
今回の御提案で我々が助けられた事として、御担当者様が、非常に積極的にオフィス構築に対し、関わっていただいた事です。御入居後にお伺いしたお話ですが、御移転にあたり、新たにBGMを取り入れ「残業抑制」の為に音楽を時間によって変えたり、ユニフォームを好きな色が選べるようにしたり、コーヒーサーバーを導入するなど、様々な変革を行ったとの事です。お客様が積極的に関与されて、目に見える部分以外でも大きな変化を遂げたオフィスという事で、まさにお客様と共に創り上げ、課題に対し挑戦した事例です。